こむら返り 足の筋がピーンと張って、何もできないほど痛いですね。

スポーツ中に起こったり、寝てる間に起こったり
安全な場所ならいいのですが、水泳や車の運転中に起こったり
と考えるとぞっとすることがあります。

昼間ならまだいいのですが、夜寝ている間に、
しばしば起こるようになると心配になります。

普通に考えると、スポーツの後や疲れが原因と
軽く考えそうですが、そこに危険な要因が潜んでいるようです。

こむら返りは、脚の一部の筋肉が自分の意思とは関係なく
細かく振動している状態。

足がつりやすいのは、「冷え、激しい運動、脱水」などと
言われていますが、ガッテンチームのテストによると
どれもが、足つりが発生するという結果がでました。

つまり足に悪条件が加わると、こむら返りが発生するようです。

こむら返りは、筋肉の繊維の中で平衡を保っている筋紡錘、腱紡錘が
疲労や冷えによってバランスが崩れてしまうことが原因だとか。

寝てるときによく発生するのは、腱紡錘が働かない状態で
夢などを見て足に力が入った瞬間バランスが崩れ
こむら返りが発生するそうです。

危険なこむら返りを見分ける方法とは・・・
仰向けに寝て足を上に上げ支えてもらって、1分から30秒の間
足首を動かしてみて、足の色が真っ白になっているかどうかで判断。

足が真っ白になるのは、血管が閉塞している状態だそうで、
全国に700万人いるといわれる「閉塞性動脈硬化症」の疑いがあるとのことです。

では、その治療法とは・・・
従来までは手術により、血管のバイパスさせることで行ってましたが、
最新の治療法は、血管を自分の力で新しく作る方法。

方法は簡単、1分歩き3分休むを繰り返し10回、
それをすることで、血流が少ないことを自分の身体が理解し
新しい血管を勝手につくるということです。

また、足の血管が詰まっている状態は、全身の動脈硬化が起こっている
ので、脳梗塞や心筋梗塞のほか、以下の病気も疑うべきだと指摘しています。

  ・閉塞性動脈硬化症
  ・下肢静脈瘤
  ・腰部脊椎管狭さく症
  ・糖尿病
  ・肝硬変

こむら返りも危険がいっぱいですので、
頻繁にこむら返りが起こるときは、病院へ行ってくださいとのことでした。

誰もが持っている身近な経験だけに怖い話ですね。